今日の四字熟語は
一長一短(いっちょういったん)
「わんこ湯たんぽ」って何だかわかりますか?
最近、我が家の家族に可愛い子犬が増えました。
子犬の体温はとても温かい。
ソファーで昼寝のとき、
子犬はヤケドするほど熱くならず、抱っこすればぬくぬくと温かい。
勝手に動く子犬
でも、この子犬。
ちょっと使い勝手が・・・
なでなでを続けないと、どこかへ行ってしまうという困った特性を持っています。
最近の使い捨てカイロや電気あんかは
すぐ暖かくなるので便利ですが、でもなんとなく心が寂しくなる・・
わんこ湯タンポは、柔らかくて暖かくてとても癒されます。
カイロと電気あんかの固定感、
わんこの癒され感を考えると、
どちらも一長一短。
あなたはどちらがいいですか?
*****
★今日の四字熟語は★
一長一短(いっちょういったん)
長所もあれば、短所もあること。
完全でないこと。
“メリットもあればデメリットもあること”
“良いところもあれば悪いところもあること”とも言えるでしょう。
「一長一短」はどのような場合に用いられるか?
「一長一短」という四字熟語は、特に複数のものを比較する際に用いられます。
例えばパソコンの場合。
処理速度が速く、サクサクと打ちやすくてデザイン性にも優れているといったパソコンは、それなりに値段も高く、一方、値段の安さが売り項目というパソコンは、性能もそれなりになってしまいます。
このような場合、それぞれの性能面と価格面で「一長一短」があるということになります。
「一長一短」は、基本的に「(それぞれ / いずれも / どちらも)一長一短がある」といった表現で用いられます。
いずれにせよ「一長一短」という言葉は、社会人の常識として意味を知っておきたい四字熟語ですね。
<用例>
・この炊飯器は、どれも実用化の点で一長一短がある。
・電話はすぐ用件を伝達できる利点はあるが、時と場所を選ばない場合があるので、一長一短だ。
・この病気にはAとBという二つの治療方法が存在するが、効き方や副作用など、それぞれに一長一短があるため、一概にどちらがよいということは言えない。
あとがき
今回の四字熟語「一長一短」では、犬の話題が出てきました。
犬を飼ったり育てたりした経験のある方は、それなりの悩みと楽しみを経験しています。
犬を飼うとき、犬の特質を知ると知らないとでは、日々の過ごし方が大きく変わってくるようです。
調べると、動物行動学の見地から述べられた文章があったので、ご参考までに載せておきますね。
犬は元来群れを成し社会性を持って生活する動物です。ここが猫と根本的に異なるところです。つまり犬は群れ(家族)が見える所、または群れ(家族)から自分が見えるところに居るのが本来の姿です。
昔は日本家屋のほとんどは土間があり、中庭に面した縁側がありました。実はこの土間や中庭で犬は飼われてました。つまりそこは群れの一員である飼い主の姿や影が常に見えたり、声が聞こえる所だったのです。犬は自分が群れの一部だと感じることができたのです。
今ではそれを勘違いして完全に飼い主の見えない外の庭につないでいたり、車庫などの、ほとんど家族と隔離された空間で飼われたり‥もうこれは群れの習性を持つ動物への虐待に値するかもしれません。
犬を室内で飼うのが難しいのであれば、犬から常に家族(飼い主)が見え、飼い主からも犬が見える様にリビングのカーテンを開けっ放しにするなどの工夫をするべきでしょう。
私が子どもの頃、犬を飼っていたことがあります。
犬は、救急車のサイレンが聴こえてくると、遠吠えをします。
「仲間を呼んでいる」に一番近いものですが、ほかの犬の遠吠えが聞こえると、その犬にコミュニケーションを取ろうとして遠吠えをするそうです。