★この四字熟語の意味は★
和気藹藹(わきあいあい)
なごやかな気分が周囲に満ちあふれているさま。
みんなで集まってわいわいと楽しんでいる様子。
「和気」は、①和らいだ心持ち。
②のどかな陽気、を言います。
「藹藹」は、①草木の盛んにしげるさま。
②和やかなさま。
「藹藹」は、「靄靄」とも書きます。
【靄靄】は、①雲が盛んに集まる様子。
②和やかなさまを表します。
出典:中国唐代の書家、李邕(リヨウ:678年 – 747年)の春賦(はるのふ)に「和気藹藹」が出ています。
「和気藹藹として寓(ぐう)に充つ」
和らいだ空気がなごやかに広がって、住まいに満ちている。
<用例>
・もっとも家には孫の嫁女や曾孫等もいて和気藹々たる家庭であるとやらで、千作翁の満悦は察するに余りある。
『月と狂言師』谷崎潤一郎より
・どうもこういう和気藹々な一家だんらんの席には、とてもいたたまれぬ気がしてきた。
『嵐が丘』エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳より
・ようやく和気藹々とした空気がもどってきた。
『幸荘物語』花村萬月より
心がほんわかしてくるブログをみつけました。
題して『わきあいあい介護日記3』
☆ 離婚しちゃえばって言われ ☆
まったく 腹が立つ事
友人が珍しく私にメールをしてきました
内容は 『あなたさぁ もう介護の日々送らないで離婚して自由になりなさいよ』ですって読んだ時は本当に腹が立ちましたね
何が分かるんだって何を思ってそう言うのか聞いてみた所
『だって自由がないじゃない あんなに好きだった趣味もできなくなって何が楽しいのか理解出来ない』と彼女には解らないと思います
長年付き合ってきて突然倒れ介護する身内もいない旦那様を
はい さようならと私は言えないわがままな私を9年間文句一つ言わずつくしてくれていた旦那様
ねほりんぱほりん
籍入れてと言われても断り続けて
それでも旦那様は婚姻届に名前を書いてハンコ押して私に渡してきて
それをずっと持っていた私
今度は私が支える番だとその婚姻届を出し介護の道を選びましたもし あの時 私は知りませんと別れを選んでいたら きっと後悔していたでしょうね
介護もリハビリも半端なかった
でも諦めるなと旦那様に言い続けた私
諦めたらそこで終わり
二人で色んな事に格闘してきて 笑いありの楽しい今があるそれだけで私は幸せです=^_^=
和気藹々夫婦のあたたかい生活が見えるようです。
実は介護するほうもされるほうも年齢更新中。
整形外科を受診する前に受けた内科の説明を受けるのを忘れたり、腰の痛みが辛かったり・・
ちょっと見はとてもタイヘンそう。
でも毎日生き生きと動き回っていて、
心の満足感でお腹いっぱいなので空腹感も忘れるくらい?!
この幸せいっぱいの気持ちを味わったことのない、
「離婚しちゃえば呼ばわり」の人には、分かるはずもないですよね。
あとがき
医療が発達し、私たちはずいぶんと長生きできるようになりました。
それはこの世に生を受けた者にとっては
多くの出会いと感動をより多く感じることができます。
しかしその反面、長生きゆえの別れの辛さと悲しみを見ることになります。
思うように動かなくなってくる身体。
衰えてくる美貌。
時とともに喜びよりも悲しみが増えてくるの?
いいえ、そんなことはありませんでした。
上記の『わきあいあい介護日記』を読み、「人間ってすごいな」と感激しました。
やはり人間は神の子なのかな?
私たちは素晴らしい時代に生きているのかもしれませんね。