死の恐怖を流転輪廻の仕組みが救う

ruten-rinne

今日の四字熟語は
流転輪廻(るてん-りんね)

ソウルメイトとは何かご存知ですか?

人生という旅には、別れはつきものです。
大切な人との別れは当然寂しい。

しかし、ある人はこう言われます。

「人間は何度も何度も生まれ変わります。
魂はグループだから、田舎芝居のように
代わりばんこに役を変えるのです。

お父さんだった人が、来世では弟になったり、
お母さんが奥さんになったりとか、
役柄は変わるけどメンバーは同じです。

それを『ソウルメイト』といいます。

★今日の四字熟語は★

流転輪廻(るてん-りんね)

流転輪廻とは

生と死を何度も繰り返しながら、世界を迷い歩くこと。
「流転」と「輪廻」はどちらも生と死を繰り返し続けること。
「流転輪回」とも書きます。

同義語:輪廻転生(りんね-てんしょう)
仏教の言葉で、人が生まれ、死んだあとにまた生まれるというのを繰り返すこと。
「輪廻」は車輪が回り続けるように、生と死を繰り返すということ。
サンスクリット語のサンサーラ(संसार saṃsāra)に由来する用語で、命あるものが何度も転生し、生命が転生を繰り返すさまを、輪を描いて元に戻る車輪の軌跡に喩えたことから来ています。

「転生」は死んだ後にまた生まれること。生まれ変わり。

生まれ変わりの信仰・信念について、近年アメリカでは宗教的観念への信仰率が減少する中で、転生を信じる率は増加しており、日本でも2008年時点の調査で42.6%が「輪廻転生はあると思う」と回答しています。

後悔しない生き方

親はいつかいなくなってしまうものです。
そのときに自分も相手も絶対に後悔しないような生き方をしてください。

もしも今、親が病気だったり、元気がないときは、たくさん触ってあげるようにしてください。
手を触ったり、足を触ってあげたり、肩を触ってあげたり、あなたのパワーを分けてあげるんです。
その触った分だけ、親がいなくなった後に、あなたに元気なパワーをくれます。
触ったときに、「ありがとう」が言えたら、言ってあげてくださいね。

後悔しない生き方のコツ

あなたの欠点が臆病であるとします。
その対処法でとてもいい方法があります。

臆病もよしと思うのです。すると、それを活かせるようになる。
ただ臆病だけじゃダメですよ。臆病に『行動』をプラスするんです。
“臆病だからどう行動しよう”って考える。
そうすると、臆病という性格はものすごい『宝』になっちゃいます。

まったく悪役が出てこない映画って、観ていてもおもしろくないよね?
サッカーだって、邪魔する人が出てくるから、ゴールしたときに嬉しいんだよね。

両親がボケてきたとき

歳を重ねた父親や母親がボケてきたのを見て悲しむ人がいます。

でもこれも考え方で変わります。
「神さまはボケることで死の恐怖を感じさせないようにしてくれている」のだと。

では、ボケたくない人はどうすればいいのか?
「体力は衰えたけどこんな経験があるとか、若い人よりこんな知恵があるとか、
まだまだ自分を向上しようとしている人はボケることがありません。

つまり、ボケる人は死の恐怖がなくなることでよし。ボケたくない人は自分を向上していればいいんだよね。
向上しなくなったとき、神さまに“故郷に帰ってこい”って言われますから。

これが「流転輪廻」
今、私たちは生成し、発展するために今ここにいるのです。

ruten-rinne2

あとがき

流転輪廻を繰り返しながら進む人生。
そこに必ずしも発展があるとは限らない。
人生はもがきと苦しみだ。

しかし、現実世界には先が分からないこそ許される自由がある。例えば三島由紀夫さんの文学作品に見られる転生は、実はとてもロマンチックで自由だ。

ところが、ここで誤解しないでほしいことがある。

流転輪廻があるのなら、
「自殺して次の人生で生き直したい」などと
間違っても考えないでほしい。

なぜなら、自殺の先に天国はなく、先のなが~い地獄への転生となっているからだ。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る