興味津々~ワクワクが止まらない

kyoumi-shinshin

今日の四字熟語は
興味津々(きょうみしんしん)

ワクワクが止まらない

何かに対してワクワクが止まらない。
考えるだけでドキドキする。
そのことが頭から離れない!

「あれに興味津々で落ち着かない!」なんていうときはありませんか?

★今日の四字熟語は★

興味津々(きょうみしんしん)

興味津々とは

「絶えず湧き出て尽きないさま」なので、
「興味津々」は「興味が尽きないさま」を意味します。

このときの「津々(しんしん)」という文字、
「津々浦々」という熟語のときの読み方では(つつ‐(うらうら))と読むので、気をつけてくださいね。

なお、「興味深々」というふうに書くと、
「夜が深々と更ける」「深々と冷え込む」のよう に使うため、この場合には合いません。

興味津々とは、興味が心からあふれ出ているので、その物事への興味が尽きないことを示しています。

なぜ津々という字なのか

興味津々という言葉の“津”という漢字は、船着場を表しています。
船着場って周りには水であふれていますよね。

そのため、どんどん水があふれてくる様子から「興味津々」となりました。

また、「興味津津」と書くこともあります。

興味がわくのは、人間にとって人生の転機になることもありますから、あなたのその気持ち「興味津々」を無視せず大事にしてくださいね。

「興味津々」を英語にすると

興味津々という四字熟語は、英単語で書くと、「very interesting」となります。
「interesting」という言葉だけですと、わくわくさせる・おもしろい・関心をひく‥といった意味になります。
この意味にプラスされるのが英単語で「とても」という意味の「very」です。

つまり、「interesting」を強めているんですね。

「興味津々」という漢字だけでは、重たく理解しにくかったかもしれませんが、英語にするだけで、なんだかシンプルに分かりやすくなたのではないでしょうか?

このように、英語をシンプルに道具としてとらえてみると別のおもしろさがありますね。

時間が移り変わっても表現できる興味津々

未来への興味津々

興味津々という四字熟語は、「これからどうなるのか気になる」というニュアンスで使われることがあります。
たとえば、今見ている連続ドラマの続きが気になることがありますよね。

このように、未来に起こることに興味がわいているときに、「興味津々」という言葉を使います。

または、新しい何かを学ぶとき、その期待から「興味津々」に感じることもあります。
未来への期待、そのワクワクが止まらないとき、「興味津々」の気持ちが湧いてきます。

過去への興味津々

「興味津々」という言葉は、過去についても表現することができます。

今現在はそのことに対して興味津々ということではないのですが、過去の時点からみて、ある事象に興味を持っていたということを示します。

例えば、「あの状況のとき、興味津々だった」というのは、過去の時点の状況を表しています。

連続ドラマを見た後に、A君がB子さんに告白してどうなったのか、気になって仕方がなかったという状況が、興味津々なわけです。

過去の時点では、ある事象にあふれ出る興味を持っていた、ということなんですね。

現在の様子に興味津々

現在、今進行中のテニスの試合が気になって、仕事が手につかないという状況があります。

あとがき

生まれて間もない子猫は、見えるもの聞こえるものすべてに興味津々です。

顔の周りに飛んできた虫の羽音が気になり、虫に触ろうとしてジャンプしたり、転がってきたボールをジーっと注目したりします。
可愛いですね!


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