以心伝心の意味~目まぐるしい変化を嫌うとき

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★今日の四字熟語は★

以心伝心(いしんでんしん)

文字や言葉を使わなくても、無言のうちに
互いの思っていることや考えていること、
気持ちが通じ合うこと。

『心を以(もっ)って心を伝う』という禅宗の言葉です。

『景徳伝灯録』に「仏の滅する後、
法を迦葉に対し、心を以て心に伝う」と
あるのに基づいています。

※迦葉は釈迦の十人のすぐれた弟子のうちの一人

もとは文字や言葉で表されない仏法の真髄を、
師から弟子の心に伝えることを意味しました。

<用例>
彼女とは幼少時代の頃からの付き合いで、以心伝心の仲だよ。

<文例>
夏目漱石『吾輩は猫である』より

自分と相手との信頼関係が十分でない場合、多くは失敗する。

禅家で無言の問答をやるのが以心伝心であるなら、
この無言の芝居も明かに以心伝心の幕である。
すこぶる短かいけれどもすこぶる鋭どい幕である。

人は変化を嫌う。

意外かもしれませんが、人は変化を嫌う。

突然、予定を変更されたり、
連絡なしに新たなことをされたりすると、
人は不愉快になります。

要は事前に分かっていればいいのですが・・。

だからこれはというものは、
事前に耳打ちしてくれます。
うまく私をコントロールしているのかもしれません。

最近は時代の変化が目まぐるしく速い。
せっかく身につけたスキルもすぐに陳腐化してしまいますから。
それで、常に変化し続けなければならないのでしょうか?

でも、それも面白くありません。

変わらないものがあってもいいじゃないですか。

というわけで、月に一度は、お気に入りのタンメン専門店に行きます。
これを食べないと、地球が回らないというくらいな勢いで行きます。

お店とは以心伝心のような、毎回同じメニュー。

妻は、野菜たっぷり味噌タンメン。
夫は、塩タンメンと半チャーハンセット。

ああ、お腹が空いてきた・・

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あとがき

よっぽど私は食いしん坊のようです。
いつも同じようなものを食べていると
ついついカレーライスが食べたくなる。

インドに生まれたわけでもないのですが、香辛料の効いたカレーもいいし、
ココナッツミルクたっぷりの、まろやかなカレーもいい。

なんでもいいから、カレーが食べたい!
コンビニをのぞくと、以心伝心のように
インスタントカレーが並んでいるではないですか。

コンビニも知っていた?!
別腹に入るのはデザートだけではありません。
気分転換にカレーが食べたくなるのを・・・。

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