ダイエットだけが食の悩みじゃない~医食同源

ishoku-dougen2医食同源

ダイエットだけが食の悩みじゃない

最近、なんとなく痩せてきて、元気がなくなった。
食欲も落ちてきて、出かけるのもおっくうになった。
そのまま放っておくと寝たきりになってしまう可能性もあるとか‥。
そんな状態をフレイルと言うそうです。

そうなる前に、どのように食べたらいいのか。

世の中、体型の悩み解消はダイエットだけかと思っていました。
しかし、食欲が無くて痩せてしまう、食べても体が受け付けなくなってしまう‥もっと深刻です。

病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないものです。
すなわち、医療も食事も源は同じなのです。

食べることは、生命をはぐくむための大切な医療行為ということを覚えておいてください。

一日も早い回復のためにも、病院など医療施設における“食”は、 とても大きな役割は果たしています。

今、食事で病気を予防し、治療効果をあげることの必要性が認識され始めています。

★今日の四字熟語は★

医食同源(いしょくどうげん)

病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするものであるということ。
食事に注意することが病気を予防する最善の策である、また、日ごろの食生活も医療に通じるということ。

食事は医療の根本であり、病気を治す薬と健康を増進する食事とは、本来根本は一緒です。
日常の食生活に留意することが大切なのだとする東洋医学の考え方がここにあります。

「医食」は、医薬と食事。
「同源」は、根本が同じであること。
「医食は、みなもとを同じゅうす」と読み下します。

[補説]
古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないという
薬食同源の考えをもとにした造語といわれています。

ishoku-dougen医食同源

とても興味深い質問をみつけました。
あなたの普段の食生活はどうしていますか?

ダイエットをしたい人への3つの質問

その1 「常におなかがしっかりすききってから食べていますか?」

その2 「腹8分目ラインで箸を置いていますか?」

その3 「寝る時刻の2~3時間前からは何も食べていませんか?」



この3つの質問全てにYESと自信を持って答えられる人は皆無です。

逆に何歳になってもスリムで健康的な体形を自然にキープしている「太らない人」は、この3つの質問にYESと答える人が多い傾向があります。

では、太らない人はどんな食生活をしているのでしょう?

筆者は甘い物が大好きなので、ケーキを食べたりアイスクリームも頂いたりします。
(ただし全て「おなかがしっかりすいてから」食べるか、もしくは食後のデザートのときは「腹8分目まで」と決めて食べています)。

太らない人が実践する「3つの食習慣」

次が、そのポイントです。

  • おなかがすききるまで次の食べ物を口にしない
  • 空腹になる前に食べることは、前の食べ物のエネルギーを使い切らないうちに、さらに上乗せしていることを知る。
    つまり余剰分が生まれてしまい、それらは脂肪として蓄えられてしまいます。
    太る人にありがちなのは、
        

  • 「食事の時間が来たから、おなかがさほどすいていなくても食べる」
  • といった「時間食べ」や、

  • 「お菓子を勧められたから」「皆が食べるというから」
  • といった「付き合い食べ」です。

    あなたにも、心当たりがあるのでは?

こうした食べ方をしている方は、まずはおなかがスッキリすくまで、次の食べ物を口に入れないように心がけることが大切です。

いくつになっても健康的でスリムな人は、「おなかがしっかりとすききるまで次の食べ物を口にしない」

さらに食後4~5時間はおなかがそれほどすかないので、食間に「口寂しいから」などとお菓子をつまんだりもしない。
夜も、午後7~9時ごろに夕食を食べたならば、
「その後、寝るまでの数時間は何も食べない」という人が「太らない人」には圧倒的に多いのです。

あとがき

いつも健康的に過ごすことができたらどんなに幸せか。

言いたくても言えない悩みをかかえるのも、かかえないのもあなたの日常次第。
おいしく、体型の悩みを最小限にとどめておくのも、あなた次第なのです。


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