今日の四字熟語は
有言実行(ゆうげんじっこう)
やろうと思ったんですけど…
この人、口先ばっかり、「○○します」と言ったのに、何も行動していない。
何故なのか?
「やろうと思ったんですけど…」
「なかなか時間が取れなくて」
人はとても面倒くさがりやで、必要に迫られない限りは、なかなか行動できない生き物なのです。
安定した生活の中では、先のことを見据え、すぐ行動するということが、かなり苦手になってしまうことが多いんです。
★今日の四字熟語は★
有言実行(ゆうげんじっこう)
どうしたら行動する人間になるのでしょうか。
言い換えると、どうしたら
有言実行できる人間になるのでしょうか。
有言実行を考える前に、それ以前に
不言実行をご存知ですか?
有言実行の反対の言葉に不言実行があります。
不言実行は、誰にも言わずに成し遂げること、つまり、発言せずに黙ってなすべきことを実行することを言います。
有言実行は、この不言実行をもじってつくられた言葉です。
発言したことを責任をもって実践する。
これが有言実行です。
有言実行と不言実行は、一方は発言をして、
もう一方は何も言わずにするべきことを実行する、という違いがあります。
有言実行を行動に移すには
有言実行を行動に移すためには、まずは今出来る事から取り組み、無理な目標を立てず慢心しないことです。
そして、発言した内容に責任を持ち行動に移すことで「有言実行」を行うことが出来ます。
有言実行を行動に移すためには現実的な目標を立てることが肝心です。
例えば
「今週中に体重を10㎏痩せる」
と言うよりも
「今週中に体重を2㎏痩せる」という方が
現実的で実行に移しやすいと言えます。
有言実行を行動に移すための、
もう一つの方法
=環境を変えてみる
例えば
「今日は家で勉強する」と言ってもなかなか手につかないのですが‥
「今日は図書館で勉強する」と環境を変えてみると案外実行できたりします。
有言実行に似て非なる言葉
「実行力」と「行動力」
実行力の意味は「目的のため計画をし、実際にその計画を実行に移すことのできる力」
行動力の意味は「目的のために積極的に行動する力」
行動力のある人は何事にも積極的に行動する力を持っています。
これに対し実行力のある人は行動の前に必ず入念に計画を立てて行動をします。
要は「実行力」と「行動力」の違いは計画性の有無にあります。
行動力のある人は積極的に行動する力はありますが、計画性がないため、大きな壁があるとそこで立ち往生してしまいます。
しかし実行力のある人は行動力に加え計画性も兼ねているため、大きな壁が立ちはだかってもその壁を突破するための方法を考え出します。
そして計画通りに行動し大きな壁さえ超えてしまうでしょう。
あとがき
「有言実行しよう!」と思いながら、どうしても、ビビってしまうこともありますよね。
そんなときのコツがあります。
実行力を身につける3つの方法
①リスクの小さいことは率先してやる
人生は何事も経験が大事です。
実行するには計画性が必要です。
そのためには経験を積まなくては計画性は身に付きません。
まずはリスクが小さいことは率先してやってみましょう。行動をしていく内にそれが経験になり、習慣化します。
何事もまずは行動することから始め、上手くいったら自信も知識も身に付きます。
②有言実行して自分を追い詰める
人は行動を起こす時、どうしても面倒臭がり、後回しにしようとしてしまいます。
例えば部屋の片付け等で同じことが言えますよね。
今日は良い天気なので掃除をしようと思っても、なかなかやる気が出ずに、後回しにしてしまいます。
このように自分の心の中で思っているだけで、なかなか行動しません。
このとき、こうならないためには、周りに宣言してみるのです。
掃除をしていないことがバレたらカッコ悪いし情けないですよね。
そのため有言実行して自分を追い込むことも時には大事なのですね。
③小さな目標を持つ
3つ目は「小さな目標を持つ」です。
人は何か目標があればその目標に向かってとにかく行動しようとします。
例えば「熱海に温泉旅行に行きたい」
という目標があれば、旅行雑誌を本屋さんで購入したり、節約したりして、できることをやりますよね。
このように、人は小さな目的や目標があれば、計画的に行動し実行に移そうとするものです。
こうして実行力を付けていくことにつながるのです。
実行力には計画性があり、その上で行動します。そしてそれが習慣化すれば、実行力のある人になれます。
難しく考えずに、小さなことから一歩ずつです。