座右の銘(ざゆうのめい)の意味は?

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あなたの座右の銘は何ですか?

座右の銘をサラッと言えたらかっこいいですよね。
さらに、いい意味を持った四字熟語なら
その言葉は「座右の銘」にピッタリです。

「座右の銘(ざゆうのめい)」とは

座右の銘の正しい意味をご存知ですか?

「あなたの座右の銘は?」と人に聞かれたときに、
自分に似合ったかっこいい座右の銘がスラッと言えたら素敵です。

粋な座右の銘を選ぶためにも、座右の銘の正しい意味を知っておきましょう。

「座右の銘」の語源は後漢時代の崔瑗(さいえん)が書いた「座右銘」です。

崔瑗は、有能な政治家にして優れた文人でしたが、自分を戒めるために書いた文章に「座右銘」と名付け、常に自分のそばに置いたのです。

「座右銘」は、「他人の短所を責めるな、自分の長所を驕るな」という戒めの名言ともいうべき言葉です。
「座右」という言葉の意味を知っている人は少ないかも知れません。

「座右」は、皇帝が自分の右側に補佐役など有能な人物を据えたことから、重要な場所、つまり大切なものを意味するようになりました。
信頼できる部下を「右腕」と称するのも「右」が重要なものを指すことから来ています。

転じて「座右」は、身近なところ、すぐそば、手元という意味となります。
「銘」は金属や物質に制作者の名前を刻むことや、加えて「銘」には心に刻んだ言葉という意味もあります。「座右の銘」の「銘」は、深く心に刻んだ言葉という意味です。

総じて「座右の銘」は、「身近に置いて戒めとする言葉」、転じて「事あるごとに思い出し、自分を励まし、戒め、人生の指針とする言葉」を意味するようになりました。


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