自由奔放な人は自分勝手な人ですか?

jiyuu-honpou

今日の四字熟語は自由奔放
自分勝手な人の振る舞いを自由奔放と言う人がいます。

何にもとらわれず、自分の思うがままにふるまえるってことは、
ある意味素晴らしいことですよね?

今の日本の教育では、
協調性を重んじることを良しとするため、
自由奔放な人は、自分勝手な人と思われ、邪険にされがちです。

しかし、自由奔放な人ほど楽しく、
充実した生活が送ることができるとも考えられます。

★今日の四字熟語は★

自由奔放(じゆうほんぽう)

他者の思惑など全く気にせずに、
自分の思うままに振る舞うこと。

または、規範や世間の常識にとらわれず、自分の思いのままに物事を行うこと。

「奔放」は勢いのあるさま。
転じて、周りにとらわれず、思いのままに振る舞うさま。

<例文>
自由奔放に色彩を駆使し、かつてない華やかな色彩の世界に自分を遊ばせるようになったのではなかろうか。
(宮尾登美子『序の舞』より)

・プウシュキンほどの自由奔放の詩人でさえも、その「オネエギン」を物語るにあたり、この主人公は私でない、私は別の、全くつまらぬ男だ、‥
(太宰治『春の盗賊』より 青空文庫)

あなたの周りに「自由奔放」という言葉に当てはまる人はいませんか?
自由奔放な人の特徴を書き出してみました。

自由奔放な人の性格や特徴

・ポジティブで周りを気にしない性格
大抵の人は、人からどう思われるのかと気にしたり、周りの目が気になって
発言や行動をためらったりするものです。
しかし、自由奔放な人にはこうしたことを気にしない性格があります。

仮に批判されても「自分はこう思うから」と
自分を主体で物事を考える傾向にあり、
人によって流されたり諦めたりということが少ないです。

こうした「芯」があるからこそ、
自由奔放でいられるのかもしれません。

・ストレスが溜まりにくく、不満を持ちにくい
自由奔放な人は、基本的に思いついたら即行動というタイプが多く、我慢をするということが少ないです。

自由奔放な人は「やってみなきゃ分からない」という楽観的な考え方をします。

そのため、やらなかったことに対して後悔するということがなく、ストレスなく
人生を楽しんでいる人が多いことでしょう。

・人との深い付き合いがなかなかできない
人と人が深く付き合っていくためには、そこに信頼、信用が必要ですが、
自分のことだけを考えてしまう自由奔放な人は、「頼れない」と思われてしまうのです。

ただ自由奔放な人はポジティブ思考ですから、人と深くなれないこと、
信頼関係が築けないからといって、そこで悩むということはまずないでしょう。

・過去にとらわれない未来志向の性格
前向きな性格なために、常に「明日」を見つめて生きているというところがあります。

ふつうの人は、時として過去を引きずってしまうこともあるのですが、自由奔放な人は違います。
気持ちの切り替えが早いために、いつまでのその傷を引きずってしまうということはありません。

「終わったことをいつまでも思い悩んでいても仕方ない」と考え、短時間で気持ちのケリをつける
ことができるのです。

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・常識や先入観にとらわれず、発想力が豊か
常識にとらわれないというのが、自由奔放な人の特徴。精神的に自立していますから、
世間の常識を自分の行動や判断の基準にすることがないのです。

たとえば、仕事上の問題が起こった時でも、
その問題に対して、ほかの人とは違う見方や発想をします。

常識にとらわれず、自由な発想でものごとを捉え、考えることができること、
つまり、豊かな発想力を持っていることが、自由奔放な人の特徴です。

・気まぐれな気分屋
自分の気持ちや気分に正直のため、
気分がいいときには、表情も明るく、快活で、自分から積極的に人とコミュニケーションを取ろうとしますが、
逆の気分の時には、人を拒むような態度をとることが少なくありません。

気分がよくない時は、飲み会を断ったり、約束をドタキャンしたりすることがよくあります。
気まぐれで気分屋なのが、自由奔放な人の困った性格ということができるでしょう。

自由奔放な性格の人には魅力がある

自由奔放な人というと、イメージ的には自己中心的な考えを持って行動していると思われがちです。
このような人と付き合いを深めていくには抵抗を感じると思う人もいれば、
一方でその自由さに魅力を感じる人もいることでしょう。
昔の固定観念を持っている人は、すぐに行動できる人がとても輝いて見えるでしょう。

今の時代は、個人の時代だとも言われています。
SNSを通して発信することもできますし、
YouTuberやインスタグラマー、ブロガーなどもおられます。

今の環境を壊さずに、
できることを少し始めるだけでも次の目標が見えてきます。

もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば、
下記の特徴を考えてみましょう。

1.上司の言うことだけやれば評価アップすると信じている
上司は自分の出世のために部下を使っているに過ぎません。

つまり仕事の本質を見ないで、
上司のいうことばかりだけこなす社員の評価が高くなるということはないようです。

2.「今は、吸収して下積みするとき」と考える
もう少し待てば状況が変わって、やりたい仕事ができるようになる・・・。

これも真っ赤なウソです。

今、活躍されている人たちも下積み時代は経験しています。
しかしその下積みだけやっていれば事態は好転するはずだ、とは考えていなかったはず。

自ら行動しなければいつまでも仕事ができないままの状態から抜け出せません。

3.徹夜・休日出勤して仕事すれば認められると思い込んでいる
仕事量が多くてあくせく働いていると
なんとなくできる社員のような感覚になる人もいます。

しかし、本当に仕事ができる人は
仕事をうまくまわせる仕組みをつくり、
比較的余裕を持っている人が多いです。

4.給与も昇給も期待できないから副業で稼ごうとする
副業で一時的に収入を増やしたとしても
その収入を維持、増やす努力をし続けなければいけません。

少しだけ立ち止まって考えれば
様々な選択肢が目の前にあらわれます。

5.資格を取ろうとする
ほとんどの資格がどれだけ役に立つのでしょうか。

資格を持っている人ほど実績が一番と言い
資格を持っていない人は資格があればなんとかなると考えます。

6.適材適所を信じない
好きな仕事ではないから、違う仕事を探したほうがいいのでは?

大半の人がこのように考えます。

「自分はどの会社、どの仕事をやっても結局同じだ・・・」と考え、自分の可能性を閉ざし思考を停止させてしまうのです。

活躍できる場所は必ずあります。

あとがき

後悔しない、失敗しない転職の成功法則ってあるのだろうか。

方法としては、次のように言われます。
資格よりも仕事を回すコツを身につける

興味深いのが、
転職の成功法則に当てはまる人々は資格を取得してる人が多いということ。

これは資格取得が目的ではなく、
仕事をこなす上で専門的な知識が必要になり、学ぶために資格勉強をしたようです。

同じ資格取得でも順番を間違えないようにすることですね。

また、成功体験を積んでいれば仕事が楽しいと感じるようになることが多いです。

基本的に採用面接では前の会社の悪口はタブーとされています。

しかし細かく転職理由を聞かれると、
本当に感謝をしているのか、していないのかがすぐにわかってしまうようです。

ベストな状態としては
「色々な経験をさせてくれてありがとう」という感謝の気持ちをもって挑むことで
いざという時のあなたの発言に大きな差が生まれるでしょう。


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