用意周到に計画ができる人はどんな人?

youi-shuutou

今日の四字熟語は
用意周到(ようい-しゅうとう)

用意周到とは良い意味なの?

何事にも「用意周到」でありたいと思うこともあるのですが、そう出来ていないのが現実。

この用意周到っていう四字熟語。
良い意味の言葉なのでしょうか。

たとえば、職場で会議の時に、『用意周到だねぇ~』って言われる時もあります。

でも、これって褒められている気がしないんです。けなされているわけではないようですし、悪口ってわけでもありません。

出席者のことを考えて準備していること=用意周到が、自分には、皮肉に聞こえてしまうのです。

用意周到』であることは良いこと?
私がひねくれているのでしょうか。

★今日の四字熟語は★

用意周到(ようい-しゅうとう)

用意周到(よういしゅうとう)とは

意味:心遣いが隅々まで行き届いて、準備に手落ちがないさま。

「用意」は、仕度・準備。
あらかじめ気をくばる。
前以て(もって)必要な物を準備する。

「周到」は、手抜かりがないこと。
手落ちがなく、すべてに行き届いていること。
よく行き届いて、落ち度ない様子。

<用例>
寝るから起きるから乳を飲ます時間から何やかやと用意周到のほど驚くばかりに候。(国木田独歩『初孫』)

「用意周到」という言葉はどんなときでも使う?

たとえば、
用意周到な犯罪計画。
・その詐欺は用意周到に仕組まれたものだった。
・晩餐会では用意周到なメニューで大統領を歓待した。
用意周到に準備されたサービスは皆を満足させた。

用意=あることの準備や仕度が、万全で手抜かりがなければ、その「あること」が善であれ悪であれ「用意周到な(に)~」と言って問題ないのですが、何故か冷淡なイメージがあります。

では、用意周到に進められる人ってどんな性格をしているのでしょう。

自分にはとてもできそうもないけれど、その先を見てみたいと思い、調べてみました。

用意周到と言われる人の特徴

1.物事を予想する力がある
これから行うことはどのような結果になるのか、何が必要になるのか、などを予想しなければ、用意周到に物事をすすめることはできません。

そのため、用意周到な人には、物事を予想する力があるといえます。

また、様々な可能性を予想する力もあります。
1つの結果ではなく、あらゆる可能性を想定して準備を行うので、何が起きても対応することができます。

2.心配性である
心配性の人は失敗することを嫌い、どんな状況でも対応できるようにしています。

また、心配性な人は、何度も何度も物事の確認を行ないます。

そうすることで、しっかりとした準備が可能になり、結果として用意周到な準備が整うのです。

3.リーダーであることが多い
リーダーは物事を円滑に進める必要があり、そのための準備を怠りません。

物事の計画やスケジュールなど、入念な準備を行うでしょう。

リーダーは責任のあるポジションであり、自分が失敗するとメンバーに迷惑をかけてしまいます。

そのため、メンバーのために準備を行っているのです。

4.最悪のケースを想定している
用意周到な人は最悪のケースを想定しており、予想外の場面にも対応できる人です。

その一方で、想定する物事が多すぎて、準備に時間がかかってしまうデメリットもあります。

用意周到な人といえばしっかりもののイメージがありますが、陰では相当な準備を積んでいるのですね。

あとがき

用意周到に準備をし、
計画どおりにすすめたとしても、
それが良い結果に結びつくかどうかはそのときの状況次第で変化します。

今、フィギアスケートの演技を見ながら完璧にできたと思えても、その捉え方は人それぞれに違います。

その結果に満足しないで未来をみつめていく。
これが、用意周到の先に見えるものなのでしょうか。


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